私はそうね、恐らくとんでもなく教育にはお金をかけていただいたわ。



それが身になっているかと言えば




えぇ、全然身になってなくてよ!おほほほほほ。





毎週、何曜日だったから忘れてしまったけれど、伝通院の近くにあるお屋敷のおばあちゃま家庭教師にお勉強を見てもらっていたわ。
確か、出自もすごくて旦那様は官僚で、お子様たちもとんでもない高学歴で
おうちはいつでもピシッと綺麗。




ご自宅まで伺ってお勉強を習うのだけれど
最初に先生が、おやつを出してくださるのよね。




先生がお作りになったお菓子やら外国の珍しいお菓子やら、
煎茶の淹れ方、紅茶の淹れ方もそこで全部習ったわ。





先生自体は特に嫌いとか苦手とか思わなかったわ。
何故かって、ものすごく出来る昭和初期の女性だったのよ。
絵にかいたような、かわいらしい人。お勉強も家事も妻としても母としても恐らく完璧な人だったと思うわ。
和服をピシッと着て、花鳥風月を愛で、
恐らく現代に生まれていたら、仲良くなれたと思うわね。






でもその先生の、わが子への教育方法を聞いた時に
ドン引きしたのを覚えているわ。



「悪い事をしたらお線香なのよ。」



って意味わかるかしら。
手をグーに握らせて、親指の付け根にお線香押し付けるの。




「だからうちの子供達は、おててにたくさんのお線香の跡があるのよ」




それ、焼きじゃね??
ヤンキー??




今考えると悪いことって何だったんだろう。。。。とは思うのだけれど。
テストの点かなぁ。
その時は聞けなかったわ。
テストの点が悪くて、毎回お線香で焼き入れられてたら嫌よね。
っていうか、私はそんな事はしないわ。






まぁその先生の所に行ったところで私のテストの点数が上がるはずもなく
数年で行かなくなったのだけれど。




この先生からお見合い話2件来たわよ。
何か分からないけれどとっても可愛がっていただいて、大島紬の着物をいただいたけれど
高級なのは今なら理解できるけれど
当時の私はさっぱり理解できなかったわ。
20歳の子供に大島紬は似合わなくてよ!!先生!!




昭和ってこんな感じだったのよ。
親が普通に殴るとか叩くとか(殺すほどって意味じゃないわよ)
外に放り出すとか、今でもみんなで笑うもの。
親のしつけ厳しかったよね~って。


お母さんから一言24


外に放り出された時の対処法としては、大声で歌う!!っていうのがあったわね。
ほらあいつら外面いいから、すぐに中に入れくれるわよ。
朝、お嬢さま学校に行くと
「昨日も大声で歌ってやった」
って言ってる人が居て爆笑したわ。




うちのかなりの身体的暴力はあったけれど、お線香は無かったわよ。
ちなみに身体的暴力(例えば痛いと思うまで叩くとか)ってね、そんなに心の傷にならないわよ。
人によるでしょうけれど。
足は出しちゃダメよね。平手くらいで。(私はやらないわよ!)
子供の頃こんな暴力を親がしてたわよね!昭和よね!っていうネタで話しているけれど
(オットは親に全く叩かれたことがないそうで、友人とケンカして初めてその痛みを知ったらしいわよ。)
男の子の場合なんかは特に、親から殴られたりとかって必要なのかしらって思ったりもするわ。
加減がわからないからね。実際のケンカした時。
実際の殴り合いのケンカなんて一生しなくていいと思うけれど。




お嬢さま学校に通っていたお友達と話していると
かなりの勢いで、親から暴力を受けていたのと
かなりの勢いでものすごい塾、家庭教師、お習い事。
ああいうところにお子さんを入れる時は覚悟しておいた方がよろしくてよ。




お子さんにとって何が大事なのか一番に考えた方がいいわ。
そして自分にとってもよ。
親の態度を見ていて、結婚をしてない人沢山いるわよ。













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