これはお子壱が赤ちゃんだった時の話だから結構昔の話よ。




赤ちゃんを連れて歩いていると結構な勢いでおばあちゃまに話しかけられるわよね?
自分の子育て理論をいきなり語りだしてくるおばあちゃまや
前抱っこ紐が珍しくて、昔はおんぶだったとか昔話をして来るおばあちゃま。
かと言えば、お子壱が着てる服に文句をつけて(親切心からだと思うわ)くるおばあちゃま。




その他にも色んなおばあちゃまが居たけれど、
何ていうのかしら、子育てをし終って、もう最近の子は見てられない!!
子育てとは何か教えてあげるわ!!って感じだったので、全く嫌じゃなかったわね。
明らかに私より歳を取っている人が、交通機関で席を譲ってくれたり。
面倒くさいな、とは感じたけれども。




第一、私もそうなりそうだし。




その中で今でも印象に残っているおばあちゃまがいらしてね。



お子壱を前抱っこしてバスに乗っていたのだけれど、混んではいないのだけれど
座る席が無かったの。
まぁ仕方ないなって思って(っていうか座らないと倒れる!っていう健康状態では無かったわ。)
立っていたら、可愛らしいおばあちゃまが
ご自分の荷物を寄せてくださって
「座って座って」
って言ってくださったのね。




確かにそのおばあちゃまは、大量の食料品が入っていた袋をを席一つ分にどかん!ってのせていたのだけれど
それってご老体には当たり前のことだし、気にも留めていなかったのよね。
ありがたく座らせていただいたら、




「荷物多いと思ったでしょう??ふふふ。
明日ね!私の誕生日なの!子供と孫たちがたくさん来るのよ!ご馳走を作るの。
喜ぶかしら。
毎年、来るなって言っているのに10人以上来るのよ。」





何て素敵!!!!

イカした老後生活!!!!!!!



その後も、子供の人数やら孫の人数やら、年齢やら色々聞かされたわ。




何かね、本当に嬉しかったわ。








昭和初期の乙女




旦那さんを数年前に亡くして、お一人暮らしってのも言ってたわ。





「でも、子供も孫もいつも何かにつけ話に来るのよ。ちょっと面倒なんだけれど、本当は嬉しいのよ」
って。
「一緒に暮らそうって言ってくれているんだけれど、迷惑をかけちゃいけないから。」






きっとそのおばあちゃまは素敵なお母さんから素敵で可愛いおばあちゃまになったのね。
だから愛される素敵なおばあちゃまになったのね。





って思ってほこほこした気持ちで家に帰ったことがありましたことよ。



ご老体はそこそこ体の自由がきかなかったり色々ある中
回りを見回して、大変な人が居ないかって思って自分の出来ることをしてくれる
そんな余裕のある素敵なおばあちゃまに



なりたいなって思ったわ。









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